タイ猫(カオマニー)の館めくるめくタイ猫の世界へようこそ~♪…と言うわけでタイ旅行記・番外編です! 2008年4月19日 私と夫はバンコク郊外ナコンパトム県にある猫の館を目指していました。 アヌサワリー(戦勝記念塔)でエアコンバスに乗り換え、 あらかじめ車掌さんに、ピンクラオーナコンチャイシー通りと交差する プッタモントン3通りと4通りの間にある「猫の館」に行きたいので 降りる所を教えて下さいと頼んでおきました。 通り沿いに大きな看板があります 裏側にも色違いの看板。 バス停から歩道橋を渡り、徒歩10分程で到着しました。 猫の館は「カオマニー(白い宝石)」という猫の保護繁殖と展示をしています。 その昔ラーマ5世王(チュラロンコン大王・在位1868~1910年)は 左右の目の色が異なり白いしなやかな身体を持つこの猫をこよなく愛しましたが、 当時9匹しか確認されず、王子の1人にその繁殖を命じました。 1957年からは現館長のナムディー・ウィッタ氏(76)が受け継いでいます 私達が運河にかかった橋を渡って敷地に入っていくと ナムディーさんと奥さんがニコニコと迎えてくれました。 入館料は300バーツ(外国人料金・約\1000)です ショールームには15個程のケージが置かれていました カオマニーのオッドアイは金・銀・青・緑の4色の組み合わせがある事や ラーマ5世の 1.販売しない 2.王に献上する 3.純血種を守る という命令の1と3を今も守り続けている事など… 簡単な説明(タイ語)の後 他に見学者がいなかったのでケージから出してくれました 抱いてもいいというので無理やり(?) 金&銀 他の仔も出され… 黄色い首輪の仔はご機嫌斜め… 振られて移動させられて 青い首輪の仔はご機嫌♪ ナムディーさんと 愛想良し♪ 金&青 青&緑 カラフルなマットに潜り込んでいる仔に近付くと… 「危ないよ!そいつは凶暴だから気をつけて」え~っ?! タイでもいましたよ~ やっぱり食っちゃ寝だそうです… 猫の寝相は世界共通 青&金の美猫さん♪ 私が結婚した頃、夫の実家にもシロと言う名のスマートなオッドアイの雌猫がいました。 その事を話すとナムディーさんは 「自然にしていても突然変異的に1万匹に1匹位の割合でそういう仔は生まれるんだよ。 でもそういう仔とカオマニーは違う、カオマニーは純血種なんだ」と説明してくれました カオマニー以外のタイ猫も展示されていました シャムの貴重種ウィチヤンマート(白い被毛に9箇所のポイント)は カオマニーと共に販売が禁止されています 誘惑されっぱなし… 黒い仔には… またしても嫌われました… こちらはオーソドックスなシャム 緊張? かと思ったらリラックス… おやすみ~ こちらはコラット(シーサワット) ストラップにじゃれてきます。 天真爛漫。 寝てしまいましたよ。 ショールーム以外にも猫の飼育室がいくつもあって 繁殖や健康管理が行われているそうです。 窓越しの撮影です。 大部屋もあれば個室もありました。 かわいい猫達と離れ難くて、随分長い事居たのですが 次の目的地があるのと、雷雨が来そうだったのでおいとまする事に… 売店でキャットマガジンのカオマニー特集のバックナンバーを購入しました。 ナムディーさんは庭先の木からマンゴーを採って 「さあ甘いから持って帰ってお食べなさい」と大きなのを3個くれました。 驚きましたが、お礼を言ってありがたくいただきました。 猫の館の前の運河に水上マーケットを造る計画があるそうです。 その頃また来られたらいいな~と心底思った今回の訪問でした。 番外編の番外編 ナムディーさんちのマンゴーです♪ 大きいのが分かりますか?(皿の直径22cm) こんなに甘いマンゴーを食べたのは生まれて初めてでした! |